2014年01月05日
VFC M40A3 Review まとめ
今回のレビューで最後です。そしてVFC M40A3のボクが感じたなりの良い点、悪い点をまとめ記します。
マズルキャップは逆ネジとなってます。ネジロック剤などは塗布されてませんので外すのは簡単に外せます。サイレンサーなど付ける場合は注意しましょう。多分VSR規格だと思いますが試してません(笑
)
ではVFC M40A3の問題点を挙げていきます...
先ず、HOPパッキンがカタ過ぎます。なまこなどのアフターパーツまたはVSR準拠のHOPラバーに要交換の必要性があります。
それからノズル長が長すぎます。(※画像のものは短く処理した後です)
この長掛け仕様ではHOPが掛かりません。折角の長掛け仕様のHOPラバーと押さえの特性を全く活かせてません。ノズルを適性な箇所まで短くして下さい。チャンバーのHOPレバーの入る部分の窓から自分が使うパッキンと押さえとノズル長の位置を検証してみれば自ずと位置は出るでしょう。ヤスリで削るなりフライス盤で削るなりしてみて下さい。ボクはヤスリで削りましたw それにより給弾時の引っかかりも解消されました。エスカレーター部分にBB弾を入れチャンバーに送り込む際にノズルがローディングノズルより長いと思われます。デフォルト時の状態を確実に確かめてないので信憑性はなんとも言えないのですがコレが原因だと思われます。
チャンバー部とシリンダーヘッドの関係性は使用するHOPラバーとHOPレバーの押さえの形状でノズル長は変わりますので自身の好みの弾道を求めるなら自身で検証するのがイチバンだと思っています。ボクはデフォルトのモノがダメならアフターパーツに頼りますが、それでも求めるモノにならなければ納得行くまで作ったり作ってもらったりしますw
そしてイチバンの問題がアルミシリンダーです。
イチバンはじめのレビューでピン打ちだから大丈夫と記しましたが届いた時の興奮と外装の出来の良さに歓喜してwブログを書いてたのでキチンと検証してませんでした。申し訳ございません。
このアルミシリンダーは手で曲げたり凹ませたりします。ということはコッキングした時に何らかのチカラが加わった場合に確実に曲がります(¬_¬)
コッキングを何度かしているとピン打ちしてある部分がコッキングのチカラに負けてこの様に拡がってきます。ココは今までに購入したり見てきたボルトアクションライフルの中でイチバン最低最悪の出来でした。ザンネンなのですが必ずスチール製のシリンダーなどに交換した方が良いです。否、してください( ̄^ ̄)ゞ
ボクのVFC M40A3に対する「ミタテ」はこんなもんです。
このボルトアクションライフルを心待ちにしてた人はめちゃくちゃ多いでしょう。海兵隊スナイパーとしては必要不可欠であり、コスするにも絶対に手元に置いておきたいライフルです。
電動ガンと比べエアコッキングボルトアクションライフルというのは「ガワ」が良くても実射性能や内部パーツの耐久性、使用材質に乏しいのが今の現状です。ソコは何とかして欲しいトコロですがあまりに出来すぎていて手の加え様がないのも寂しいですw
ですからボクはこう捉えています。
VFC M40A3はM40A3に於いて自分色に染めるサイコーの素材だと。
捉え方は色々ありますがM40A3としては「決定版」だと考えています。そして「一撃」を求めて行きたいベースであります。
ではでは♪