2013年03月16日
私的狙撃論 2nd vol.26 「距離感」

狙撃手にとって必要なコトの一つに「距離を把握する」というコトが挙げられます。
ボク達は戦場で実銃を持って狙撃するわけではありませんから500メートルとか1,000メートルを撃つワケではありません。せいぜい60mくらいでしょう。
さて、その距離をどうやって見極めますか?
肉眼で標的を確認する場合、草木の茂るフィールドと角ばった遮蔽物のあるフィールド、上方を見る場合と下方を見る場合では見え方に誤差が必ず生じます。真っ直ぐな場所ばかりではありません。
スコープで標的を捉えたとしましょう。アナタは倍率を一定にしていますか?見えにくいから現場で倍率を変えたりしていませんか?それで距離がわかりますか?
同じ大きさの的を一定の距離に置いてできるだけ試射をして下さい。スコープを一定の倍率にしてホップも自分の納得のいく弾道であればその弾道で練習して下さい。そしてスコープを外して肉眼で的を狙って試射するコトも必ずして下さい。そして、その距離に慣れて下さい。できれば距離は2パターン実践して下さい。そしてソレを「目と脳ミソ」に叩き込んで下さい。
そうすればフィールドではスコープと肉眼で弾道を見て距離を把握するコトができます。
放つのは「一撃」です。
射抜くコトのできる距離と弾道を把握する目と脳ミソを鍛えるコトを怠らずに練習しませう。

ではでは♪